子宮全摘決意後の病院での診察や検査など通院記録

摘出手術

10年間悩んだ子宮筋腫にいよいよ決別する決意をしたことは過去に書きました。
今回は、決意してから子宮全摘をするまでの病院との関わり(通院・診察・検査など)について書きます。

紹介状を用意

いくつもの病院に行き、何年も悩んだ私ですが、手術を決意した翌日すぐに掛かりつけのクリニックに行きました。
掛かりつけの婦人科では手術を行なっていないため、手術の場合には他病院へ紹介するという流れでした。

12月16日

掛かりつけ医に手術決意の旨を伝えたところ、手術をする病院(S病院)への紹介状を快く書いてくれました。
帰宅後、すぐにそのS病院へ電話をし、予約を取りました。

手術を受ける病院へ

S病院は大きめの病院で、受付~婦人科までの流れに戸惑ったものの、予約していたために待ち時間はほとんどありませんでした。

12月19日

問診票にしっかりと記入し、ドキドキしながら診察を待ちました。

この病院での手術を決意するまでに、何件もの病院を回り何十回も診察を受けていたので、医師は男性・女性、特にこだわりはありませんでしたが、担当は女医さんでした。

その先生は私の話を丁寧に聞いてくださいました。

続いて私の現在の病状や手術に関する説明を受け、血液検査やエコーなどの検査をいくつかしました。
エコー検査の結果「多発性子宮筋腫」とのことでした。

・筋腫ひとつひとつは4~5cm程度。
・しかし、数が多い。
・しかも、子宮内膜部分(粘膜下筋腫)なので出血がひどい。(過多月経・貧血はこれが原因とのこと)
(なぜそこに筋腫ができたのか質問してみましたが、内膜部にできた理由は分からないとのことでした。)

卵巣に問題があるかは、後日MRIにて詳しく検査。

手術の具体的な説明も始まりました。
「腹腔鏡下子宮全摘術」で行なうとのこと。
25年前に卵巣嚢腫核出手術を受けた時は「開腹手術」でしたが、現在は子宮全摘でも腹腔鏡下でできるんだ~、と、医療の進歩を感じました。

・手術時間は1~2時間
・お臍・お臍の下3か所(計4か所)に小さな穴をあける
・子宮全摘
・卵管切除(※)
・卵巣は残す
・入院は5日間の予定
・相談により手術を行なうを決める(日にちまでは決められないとのこと)

以上の説明を受けた後、面談票にサインをしました。(説明者である医師・私)

そして
・手術に向けて、MRI検査を翌年の1月4日に予約。
・血液検査

診察初日はこれで終了。

いよいよ子宮全摘だという緊張感と同時に、ようやく病気が良くなるという安堵もありました。

※卵管切除については、初めてのことでちょっとびっくりしたので、ブログに書いてみました。

いよいよ手術に向けて

【2018年】
年が明けてすぐに病院に行きました。
手術に向けてどんどん進んでいきます。

1月4日

・MRI検査

MRIでは強い磁気を使用するため、細かい説明や聞き取りがありました。
そこで不安に思ったのは、口中に銀歯が何本もあること。
まぁ大丈夫でしょうとのことでしたが、もし引っ張られたらどうなるんだろう。。。とちょっぴり不安になりましたが、全く大丈夫でした。

意外だったのは「メイク」について。
アイシャドウなどの化粧品には金属成分が入っている場合があるそうで、検査当日はNGとのことでした。
コンタクトレンズも同様でした。

本当に微量な金属成分でも気をつけた方が良いのですね。

MRI検査は、ヘッドフォンをつけて行ないました。

1月11日

この日は検査や説明がメインの日でした。

・採血
・レントゲン(画像をコピーでもらいました)
・同意書サイン(HIV検査に関する説明および同意書(感染対策))
・薬処方(次回診察までの分)
(テツクール徐放剤100mg・1日1錠)←以前より減りました♪
(アローゼン顆粒(便秘薬)・朝晩1包ずつ)

2月6日

この日は検査いろいろ忙しい日でした。

・心電図・レントゲン検査・尿・肺機能など
・採血
(5本だったかな?極度の貧血なのにそんなに取っちゃって大丈夫なの??と心配になりました。)

2月8日

・貧血と便秘の薬の処方(手術前日までの分)
(テツクール徐放剤100mg、1日1錠)
(アローゼン顆粒(便秘薬)、朝晩1包ずつ)
・入院についての細かい説明
(病院設備について、持ち物など)

持ち物は、間に合うものはネットで購入し、細々したものやネット購入での入手時期が未定のものは実店舗で購入しました。

病院によって診察時に行なう検査や入院時の持ち物など違いがあると思いますが、大まかな内容は一緒だと思います。

この日で女医さんの診察は最後とのことでした。
しっかりと説明を受け、事前にメモをしておいた質問事項にも返事をもらいました。
きちんと時間をかけて診察してくれることが本当にありがたい。。。

手術に向けて疑問と不安ばかりだと思います。
私もそうでした。
診察時には、分からないことを聞いたり、不安な気持ちを話をしたり、医師からしっかりと説明を受けられると良いですね。

入院・手術は月末に

私の場合、入院・手術は、その月の末になりました。
2月27日・・・入院
2月28日・・・手術
です。
入院・手術、そして退院などについてはまた次回書きますね。

E.H.

E.H.

20代半ばで卵巣嚢腫とチョコレート嚢胞を手術。妊娠・出産後、10年程して子宮筋腫による過多月経と貧血に苦しむ。悩んだ末の摘出手術で快適な生活を取り戻す。その体験をブログにしました。

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