私の子宮筋腫の種類は「粘膜下筋腫」でした

子宮筋腫・卵巣嚢腫

子宮筋腫は女性特有の病気の中で、特に罹患者の多いものです。

良性の腫瘍ですし、筋腫があっても無症状の場合も多く、治療や手術を必要とせずに一生を終える人も多いので、怖がる病気ではありません。

しかし、子宮筋腫による困った症状がある場合には治療や手術が必要になります。

私の場合も初期は全く自覚がなく(あることさえ分からない)、貧血などの症状もありませんでした。
子宮筋腫があるだけでは、怖がったり手術しないとダメと思ったりする必要はなく、定期検査をしながら普通に過ごしていれば大丈夫だと思います。

しかし、子宮筋腫には種類があるようで、種類によって症状の出方も違うようです。
私の場合はどうだったかを書いていきます。

子宮筋腫の種類

腫瘍が出来る場所により、主に
・筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)
・漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)
・粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)

に分けられます。

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E.H.

私は症状が最も強く出る「粘膜下筋腫」でした。
しかも、にぎりこぶし大の筋腫が複数あり、毎日苦しんでいました。。。

特に「過多月経」と「貧血」に困っていました。

月経量の多さ・月経痛の痛みが半端なく、極度の貧血のため椅子から立ち上がるだけで息切れをしていました。
日常生活を送ることが困難になるほど。。。

どんな状態だったか以下の記事に書いてありますので、ご興味のある方はお時間のある時に読んでみてください。
→ 【摘出手術を決めるまでにどんなことで悩んだか】
【2-1月経時の酷い痛み】もぜひご覧ください。。。

子宮筋腫の数や大きさ

子宮筋腫は、筋腫があること自体なんの問題もありません。
筋腫は数個できることは普通で、数十個~百個もできる人もいるそうです。
数が多かったり大きかったとしても、困る症状がなければ治療の必要のない良性の腫瘍です。

私も豆粒大の筋腫がたくさんありました。
全体的にも数は何十個とありましたが、小さな筋腫たちは悪さをしていないと診察時に言われていました。

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E.H.

しかし、一番問題だったのは、子宮の内側に向かってできた複数の大きめの筋腫が強い痛みや多量の出血をもたらし、手術が必要なほど悪い状態だったことです。

これは、検診時エコーで見ることが出来ます。また、私は術後の画像でもはっきりと見せてもらいました。
私の場合は、数ではなく「大きさ・位置」が問題だったようでした。

その他悩んでいた症状

「過多月経」と「貧血」にかなり悩んでいたことは上記に書きました。

他には、おりものにも悩んでいました。
筋腫により子宮内膜に異常をきたし、ただれた内膜から分泌物が増えたようで、生理出血が終わっても「おりもの」は毎日出続けていました。
しかも、生臭いおりものだったので、こまめにナプキン交換をしていても周囲に臭いが広まっていないか、いつも怖かったです。

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E.H.

月のうち絶不調もしくは不快な日がほとんどで、何もないと感じる日は数日しかなかったです。

なぜ、その場所に筋腫が出来たのかはお医者様にも分からないそうです。
「粘膜下筋腫」って、やはり強い症状が出やすい筋腫なのだと改めて感じます。

このように、私は症状が強く出るタイプでとても苦しんだもののなかなか手術の決意が出来ず何年も過ごしてしまいましたが、最終的に我慢の限界を超えたために手術を決意しました。

私の様に何年も悩まずに、下腹部に異常を感じたら早めに病院に行って適切な治療をしてもらってくださいね。

E.H.

E.H.

20代半ばで卵巣嚢腫とチョコレート嚢胞を手術。妊娠・出産後、10年程して子宮筋腫による過多月経と貧血に苦しむ。悩んだ末の摘出手術で快適な生活を取り戻す。その体験をブログにしました。

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