貧血にはレバーというくらい
レバーは鉄の含有量が多く、またその吸収率も高い食材です。
でも、レバーは苦手。。。という人も多いでしょう。
今回は、レバー苦手さんにも一度お試しいただきたい「デリ風鶏レバー煮」をご紹介します。
定番のレバー甘辛煮と同時に作れちゃうので楽ちんですよ♪
日持ちする作り方のコツも載せています。
Contents
鶏レバー甘辛煮&鶏レバーのデリ風お惣菜の作り方
右・デリ風鶏レバー煮
一風変わった鶏レバー料理です♪
左・鶏レバー甘辛煮
鶏レバーと言えば定番のコレ!
鶏レバーの下処理
鶏レバーは2パック用意します。
ボウルに入れて、まずは一度水で洗い流しましょう。
洗ったレバーを氷水につけます。
これは、水が温かいと血が溶けますし、溶けた血がレバーにしみ込んで余計に臭みが出るからです。
また、氷水によって血が固まり、取り出しやすくもなるのです。
ザルにあげて水気を切ってから鶏レバーをまな板に乗せ、切り分けていきます。
レバーの白っぽい部分についている緑のものは、臭みの原因なので丁寧に取り除きましょう。
ハツについている脂肪はお好みで取り除いた後、半分に切り開き、綺麗にお掃除しましょう。
最後にもう一度水で洗い流したら、レバーの下処理の完成です。
※レバー苦手な方は、上記下処理が済んだあと牛乳にしばらく漬けておくのもおすすめです。
生姜は千切りに、長ネギは斜め千切りにします。
甘辛煮とデリ風の同時調理
レバーをお鍋で煮ていきます。
煮汁の材料をお鍋に入れ、レバーも入れてから火をつけます。
煮汁の材料は、生姜の千切り・日本酒・醤油・味醂(お好みの甘味料)など、お好みの味付けでどうぞ。
甘辛煮を作りながらデリ風レバー煮も同時に調理するので楽ちん♪
煮る時のコツ
お水を加えずに調理すると、お水を加えて調理したものよりも日持ちします。
水分が足りない場合には、日本酒を追加すると良いです。
レバーに火が通れば、お鍋からレバーの半量を「デリ風」としてボウルに取り出します。
火が通った時点で、デリ風に仕上げるのにうっすらといい感じに味がついているのです。
甘辛煮の方は、このままさらに煮ていきます。
(ほったらかしでOK)
「デリ風」の材料
長ネギ・・・・・1/2本分
マヨネーズ・・・大さじ1
粒マスタード・・大さじ1/2
デリ風の仕上げ
レバーが熱いうちに長ネギを加えるのがコツ。
長ネギがレバーの臭みを抑えてくれますし、レバーの熱で長ネギがイイ感じの柔らかさになります。
味付けは、すぐにはしません!!
それは、熱いうちに加えるとマヨネーズが分離してしまうからです。
粗熱が取れるまで置いておきましょう。(ほったらかしでOK)
レバーの粗熱が取れたら、マヨネーズと粒マスタードを和えたら完成!
(味付けはレバーが冷めてからでも大丈夫です。)
甘辛煮の仕上げ
デリ風として半量取り出した残りのレバーは、そのままお鍋で煮ていきます。
お好みの濃さになるまで煮詰めていきます。
早めに火を止めれば
しっとり柔らかくお味も比較的あっさりめ
しっかりと煮詰めれば
佃煮風のレバー煮になります。
(少しかための仕上がりになります。。。)
少ない手間で、2品できました。
残りでさらにもう一品!(3品目)
レバーの甘辛煮が出来上がったら、残りの煮汁に冷蔵庫にあるお野菜を投入!
柔らかくなるまで煮て、仕上げに胡麻油をひとまわしすれば
香りも立って、3品目があっという間に出来ちゃいます。
この写真はナスですが
大根・人参・ごぼう・キャベツ・こんにゃく・厚揚げなどなど、お好みでどうぞ。
手抜きではなく「手間を抜く」ご飯作り
貧血で身体がつらいので、なるべく簡単に
良い意味で「手抜き」をしてしまいましょう。
手抜きというより「手間抜き」ですね♪
鉄分豊富なレバーで、食事で貧血対策してください。
今回ご紹介したように、お水を加えずに調理すると日持ちするので、作り置きおかずとして活用してください。
お料理レシピはまたときどき載せていきますね。