2月28日・手術
いよいよ手術の日。
手術は午前中11時からで、この日2番目でした。
同室の方が1番目だったらしく、「行ってきまーす」「頑張ってくださいね」などとお互いに声を掛け合えて、緊張が少しほぐれました。
この日は、夫・子供・私の両親が来てくれました。
病室前の廊下で皆とそれぞれハグをした後に送り出してもらい、看護師さんたちの引率で手術室に向かいました。
手術室に向かうまでの心遣いに感謝
廊下を歩くとき・エレベーターに乗っているときなど、担当の方々がゆっくりと優しく声をかけてくださったのがとても嬉しかったです。
沈黙の時間が出来ないように、すごく配慮してくださったのを感じました。
緊張しまくっている気持ちを落ち着かせてもらえたので感謝です。
手術室に入るまでに、何人もの方に名前・生年月日などをチェックされました。
これだけしっかりと確認してもらえれば、ミスなどなくて安心だなぁと感じましたし、いろいろと尋ねられることにより、どんどん高まる緊張を感じる暇もなく、あっという間に手術室到着でした。
手術台に乗り、執刀医と挨拶。
(担当医とは別の先生が執刀。事前(診察時)に面会済みでした。ダンディーでイケメン)
手術室はかなり明るく、手術台は温かかったです。
後は、全てゆだねるのみ。。。
手術は成功
腹腔鏡下での子宮全摘。
手術は12時半頃に終わったそうです。
病室に戻る途中で意識が戻り、看護師さんと母と何か会話をしたらしいのですが、まだ麻酔が完全には切れていなかったせいか内容は覚えていません。。。
その後病室のベッドではっきりと意識が戻り、夫・子供・私の両親と少し会話をした後、私の様子を見て安心した両親には帰宅してもらいました。(県を2つまたぐ距離だったので、真冬なので早めに帰宅してもらいたかったので)
夫・子供はもう少し長い時間一緒にいてくれた後、晩ごはんの前に帰宅してもらいました。
肺塞栓症予防について
最近では「弾性ストッキング」着用の場合が多いそうですが、私の場合には「間欠的空気圧迫法」と言って、両脚にマッサージ器を装着されました。
これは、25年前の手術時と同じでした。
手術日の夜に寝る時も装着したままで、音が少しだけ気になった時がありました。
また、寝返りや体制を変える時にも少し動きにくいという影響がありました。
手術当日の夜
術後初めての夜中は、看護師さんがこまめにチェックしに来てくれます。
そっとカーテンを開け、「様子はいかがですか?痛みはどうですか?」などと、小声で優しく聞いてくれます。
まさに白衣の天使。。。
痛みは大丈夫でしたが、少し熱っぽくて寒気を感じました。(術後はよくある症状だそうです。)
それを伝えると、熱を測ったり、氷枕を変えてくれたり、お布団を追加してくれたり、カテーテルチェックやその他細々と気にかけてくれて、寝返りが打てない辛さと少し熱っぽいのを除けば、後は穏やかに過ごせました。
手術後なので看護師さんの頻回チェックがあり、夜の睡眠は細切れでしたが、手術が無事済んだ安堵感はものすごかったです。
痛み止めを処方してくれましたが、全く服用せずに済みました。
手術の成功に喜び、腹腔鏡下のため25年前の開腹手術に比べたら傷も痛みもそれほど酷くなく、「手術を決意して良かった。これからは普通の人並みの健康体を早く取り戻したい」と感じていました。
以上、
子宮全摘の手術当日のことを書いてみました。
このあとは、入院中のことや、術後に起きたハプニング(!?)についても少し触れていきますね。